南極の國(guó)際地球観測(cè)年に參加した日本の観測(cè)隊(duì)。科學(xué)的分野でも國(guó)際舞臺(tái)に復(fù)帰しました。昭和基地の活動(dòng)です。

　　プレハブ住宅やインスタント食品が開(kāi)発されたのもこの時(shí)です。そして、十一人が南極で越冬、その後、越冬隊(duì)が置き去りにした樺太犬謙太郎、次郎は、たくましく生き延びて、二年後日本へかえり、國(guó)民を驚かせました。昭和32年8月、東海村の実験原子爐では最初の火が點(diǎn)りました。それはやがて各地に作られる原子力発電所の先駆けとなったのです。

　　自然のエネルギーは強(qiáng)大です。昭和34年9月26日、東海地方を襲った伊勢(shì)灣臺(tái)風(fēng)は、各地に猛威を振るいました。防ちょう堤が寸斷され、海岸の埋立て地は泥海となりました。死者は5000人も越え、被害家屋は57萬(wàn)戸に及びました。

　　風(fēng)俗は時(shí)代のエネルギーの反映です。高度成長(zhǎng)時(shí)代、若者たちは性の価値観への反撥を表現(xiàn)しました。

　　太陽(yáng)族の登場(chǎng)です。石原慎太郎、次郎兄弟がそのスターでした。農(nóng)村から都會(huì)への集団就職、地方から働きに出た少年少女は金の卵と持てはやされ、高度成長(zhǎng)を支える労働力となっていきます。

　　神武景気と言われた高度成長(zhǎng)期を家庭の主婦達(dá)はどのように生きていたのでしょう。東京世田谷にお住まいの河內(nèi)さん一家の家計(jì)簿を拝見(jiàn)しました。

　　一萬(wàn)円札の登場(chǎng)。昭徳太子も昔は百円でした。昭和33年、東京タワーの出現(xiàn)、電波がマスコミの主流となる前觸れです。神武景気から巖戸景気へと高度経済成長(zhǎng)を続けてきた昭和30年代前半の日本の姿です。このごろの家庭の電化は洗濯機(jī)二軒に一臺(tái)、電気炊飯器三軒に一臺(tái)、冷蔵庫(kù)は七軒に一臺(tái)。人々は消費(fèi)革命を歐化するようになりました。

　　美智子ブーム。ご成婚の馬車パレード、開(kāi)かれた皇室の始まりでした。

　　レジャーブーム。人々は海へ山へと繰り出します。井上靖の小説がベストセラーとなり。谷川だけの登山道はラッシュ宛らの混雑ぶりです。

　　シャボン玉のように消え去ったはかないブームでした。

　　手頃な乗り物としてオートバイが普及し、雷族も登場(chǎng)しました。

　　ミス??ユニバースに選ばれた?jī)箥u明子さん、日本の女性は強(qiáng)くなり、美しくもなったのです。インスタント時(shí)代、インスタントラーメン、インスタントコーヒー.慌ただしい暮しの中で、インスタントという言葉が流行しました。町角にスーパーマーケットが目立ちはじめ、大量消費(fèi)時(shí)代の到來(lái)を告げました。

　　60年安保、各地で日米安保反対の運(yùn)動(dòng)が繰り広げられました。女子學(xué)生恵子の死は、ますます運(yùn)動(dòng)をエスカレートさせました。昭和35年10月、三黨首立會(huì)演説會(huì)。淺野正にたんとうごと體當(dāng)たりしたのは元大日本愛(ài)國(guó)黨員だった18歳の少年山口おとやでした。

　　戦後日本の機(jī)関産業(yè)であった炭鉱はエネルギー革命によって次々に閉山されました。三井、三池では、総資本対総労働の決戦と言われる大爭(zhēng)議が起りました。

　　所得倍増計(jì)畫(huà)は庶民に明るい期待を持たせます。

　　自動(dòng)車時(shí)代といわれる中で、鉄道の新しい活路を見(jiàn)出した新幹線。

　　昭和39年10月10日、東京オリンピック開(kāi)幕。より早く、より高く、より強(qiáng)く、東京オリンピックは前進(jìn)する日本の姿を世界にアピールしました。

　　連続して起った航空機(jī)事故。全日空、カナダ航空、イギリスのBOAC.航空機(jī)は庶民にとっても身近な乗物になり始めたごろの連続事故であったため、空の安全について、人々の関心が高まりました。

　　日々これ決戦、受験戦爭(zhēng)の若き選手達(dá).友達(dá)は敵であり、勝ち抜く武器は偏差値です。埼玉県秩父の山のホテルを借り切って開(kāi)かれた學(xué)習(xí)塾の夏の合宿特訓(xùn)。六時(shí)に起床、まず朝食を前に二時(shí)間の授業(yè)です。五泊六日で合わせて六十時(shí)間の集中授業(yè).費(fèi)用はおよそ五萬(wàn)円です。

　　昭和四十年代に入って、全國(guó)各地の大學(xué)で所謂學(xué)園紛爭(zhēng)が起りました。東大、やすだとりでの攻防といわれました。フォークゲリラ、投石、野球打ち、現(xiàn)狀に反撥し、體制の解體を叫ぶ様々な行動(dòng)がありました。昭和43年12月10か、東京で起きた三億円強(qiáng)奪事件は好景気に湧く師走の町に衝撃を與えました。白バイ、発煙筒等など芝居気たっぷりの完全犯罪でした。

　　ベトナム戦爭(zhēng)、850萬(wàn)人もの死傷者を出すという人的損害と莫大な戦費(fèi)を消耗した戦いでした。

　　空母エンタープライズの入港に激しい反対運(yùn)動(dòng)が起れました。ベトナム戦爭(zhēng)の激化に伴い、米軍の艦船や航空軍機(jī)が日本國(guó)內(nèi)の米軍基地を使用する事が増え、各地に反対の行動(dòng)が広がりました。

　　1969年、昭和44年7月、アメリカが一身を賭けたアポロ11號(hào)の打ち上げ、その月面著陸を世界の人々は見(jiàn)守りました。

　　昭和43年、日本のGNPは世界第二位、日本はエコノミック??アニマルと呼ばれました。高度成長(zhǎng)の歪みで大気汚染は進(jìn)み、川や海は汚されました。車は渋滯し、排気ガスが人間を蝕みます。水俁病、世界の公害の代名詞となった水俁。

　　超高層時(shí)代、ビルは限られた土地の中で上へ上へと伸びました。巖戸景気、いざなぎ景気。それは一方では亂開(kāi)発、一極集中、過(guò)密への道程でもありました。昭和45年、新日鉄が誕生、その年、日本は鉄鋼生産で世界一となりました。過(guò)密の陰で過(guò)疎が進(jìn)みました。父ちゃん出稼ぎ、兄ちゃん工場(chǎng)、畑には爺ちゃん、婆ちゃん、母ちゃんばかり。三ちゃん農(nóng)業(yè)と呼ばれた時(shí)代です。學(xué)校も消え、村も寂れます。

　　1970年の今日は、人類の進(jìn)歩と調(diào)和をテーマに大阪で萬(wàn)國(guó)博が開(kāi)かれました。六千萬(wàn)人が殺到、アメリカ館の最大の呼び物は小さな月の石でした。それは宇宙から地球を見(jiàn)直し、人類の未來(lái)を考えるきっかけになったのでしょうか。

　　昭和元祿。金持日本はどっと海外へ、時(shí)恰もお米は史上最高、農(nóng)協(xié)さんは世界の観光地を席捲しました。

　　東京市ヶ谷の陸上自衛(wèi)隊(duì)方面総幹部に亂入、憂國(guó)の志を訴えた作家三島由紀(jì)夫。昭和45年11月25日に起った衝撃な事件でした。新宿はいつでも時(shí)代の顔を映します。高度成長(zhǎng)の管理社會(huì)から逃げようとした若者達(dá).シンナー、理性の麻痺と神経の錯(cuò)亂、剎那的な逃避。

　　人格を崩壊させるシンナーにスクリーンがあるはずはありません。戦時(shí)中に接収されたダイヤを日銀が放出。その放出ダイヤに目の色を変える主婦達(dá).日々心神をすり減らす企業(yè)選手達(dá).土地高く、家遠(yuǎn)く、仕事はきつし。ぱぱよ、あなたは強(qiáng)かった。企業(yè)選手の休日、地方競(jìng)馬から勝ち進(jìn)んだはいすいこうは宛らエリートコースを外れた庶民のヒーローでした。

　　昭和47年5月、沖縄の本土復(fù)帰がようやく実現(xiàn).ドルから円へ、21年ぶりに沖縄県民の悲願(yuàn)が葉いました。

　　車に押されていた歩行者のささやかな復(fù)権——?dú)i行者天國(guó)。都市の主役が人間であることを示す一時(shí)の安全地帯です。三種の神器もカラーテレビ、クーラー、カーの三C時(shí)代。

　　この頃の家計(jì)簿は景気の上昇でようやく明るくなってきました。東京調(diào)布市に住む中沢さんの家庭でも暮しにゆとりは生まれてきたようです。

　　當(dāng)時(shí)、列島改造論を引き下げて登場(chǎng)したのが田中角栄総理大臣。コンピューター付きブルドーザーと言われた田中さん得意の経済理論です。世はまさに使い捨て時(shí)代。ドルショックに続いて石油ショック。石油ショックは原料やエネルギーすべてを海外に依存している日本のウィークポイントを直撃しました。恥じも何もなかったトイレットペーパーサービス。経済大國(guó)ではなく、資源小國(guó)の現(xiàn)実です。ガソリンが上がる、土地が上がり、吊られて、何でも上がる狂亂物価。家計(jì)を守る主婦の悲鳴が聞こえてきました。

　　ニクソンの努力に決定された中國(guó)との國(guó)交回復(fù)。昭和47年9月29日、日中共同聲明の調(diào)印です。得意満々の田中総理。中國(guó)との戦爭(zhēng)狀態(tài)は終わりました。しかし、この兵士の戦爭(zhēng)は終わっていませんでした。恥ずかしいながらと中國(guó)から帰ってきた橫井莊一さん。31年振りの帰國(guó)でした。

　　かるいざな淺間山荘に、人質(zhì)を取って立てこもった連合赤軍。警察官との銃撃戦は連続十時(shí)間のテレビ中継でお茶の間に伝えられました。連合赤軍の兵士達(dá).彼らは仲間を総轄すると言って殺害していました。

　　成田參賀の砦に立てこもった反対派農(nóng)民と學(xué)生達(dá).第一次強(qiáng)制で出港から23年たった今年、政府は土地収用のプロセスに問(wèn)題があったとして拡張計(jì)畫(huà)の白紙撤回をしています。スタートで躓いた成田空港は今も滑走路一本だけのままです。

　　トライスター選定のため、ロッキード、丸紅ルートから賄賂を受けたとして、昭和51年7月、田中角栄前総理が逮捕され、総理の犯罪と騒がれました。

　　この頃、流行の主役は若者達(dá)、雨後の竹の子。原宿山地。友達(dá)はいても會(huì)話はなく、インベーダーが相手。お宅は人間との付き合いを知らん新人類。こちらではインスタントな刺激を売ります。風(fēng)俗営業(yè)もどこまでエスカレートして行くことや。

　　一等賞金一千萬(wàn)円の寶くじに殺到して、死者が出る騒ぎもありました。日本は豊かになったとは言え、住宅は相変わらず高値の花。稼ぎを追い越す土地の値上がり、ウサギ小屋と呼ばれるマイホーム。コミックブーム、マンガが子供の読み物だったのは昔のこと、今では大學(xué)生やサラリーマンの愛(ài)読書(shū)です。ベルサイユの薔薇ブルボン王朝の黃昏に激しく燃えた戀の花。寶塚の夢(mèng)とロマンのクライマックスです。

　　「俺より先に寢てはいけない、俺より後に起きてもいけない、飯はうまく作れ、いつもきれいでいろう。出來(lái)る範(fàn)囲で構(gòu)わないから、忘れてくれるな。仕事も出來(lái)ない男に、家庭を守れる、恥じなどをないってことを。」

　　ホテル、ニュージパンの火事、死者33人。安全設(shè)備を無(wú)視した経営者の管理責(zé)任が問(wèn)われました。架空の金塊で老人達(dá)を騙したあくどいペーパー商法。その元兇豊田商事の會(huì)長(zhǎng)は報(bào)道人の目の前で殺されました。むりこ森永事件の犯人、防犯カメラはそれを見(jiàn)ていました。空前の捜査體制を取りながら、未だに未解決です。

　　昭和60年8月12日、日航ジャンボ機(jī)がおすたか山に激突、死者520人の大慘事でした。四人が奇跡的に助かりました。墜落の直前まで、家族への思いを書(shū)き続けた遺書(shū)は胸を打ちました。

　　昭和60年代に入り、首都圏の地価が高騰、一年で50％から100％もの上昇を見(jiàn)せました。こうした動(dòng)きは全國(guó)に波及し、各地で亂開(kāi)発や地あげ、土地転がしが行われました。金融機(jī)関が土地や住宅建設(shè)など不動(dòng)産投資に狂奔、いわゆるバブル経済の始まりです。

　　株は天井知らずの上昇.金箔うどん、金箔壽司、ゴッホの向日葵をはじめ、世界の名畫(huà)を買(mǎi)い漁ったのは金満日本です。

　　イランでは、日本行きは夢(mèng)のビッグチャンス。抽選に當(dāng)たれば金持ちになれると寶くじ並のピーバです。

　　彼らの休日は代々木公園.働き口を探す情報(bào)交換の場(chǎng)になりました。きつい、汚い、危険。今や三けい職場(chǎng)に外國(guó)労働者が目立つようになりました。

　　昭和63年、本州と四國(guó)を結(jié)ぶ瀬戸大橋開(kāi)通、同じ年、青（森）函（館）トンネルも開(kāi)通。これで、北海道、本州、四國(guó)、九州が地続きになりました。

　　日米貿(mào)易摩擦は深刻化して來(lái)ました。アメリカの対日姿勢(shì)は強(qiáng)まるばかり、東芝のココム違反に絡(luò)めて、罪のないラジカセにまでやつあたりです。米の市場(chǎng)を迫るアメリカに対し。食糧安保で対抗する米作り農(nóng)家。

　　校內(nèi)暴力、いじめ、そして家庭內(nèi)暴力。獨(dú)特の扱きで子供達(dá)をたたき直すと言うヨットスクール。學(xué)校にも、家庭にも、社會(huì)にも模範(fàn)解答はありません。

　　辛抱と忍耐の阿信。日本で失われた美徳が外國(guó)で評(píng)価されました。

　　耐えがたきを耐えた戦後の生涯、それは和平と繁栄のうちに幕を閉じたんです。

　　1989年ベルリンの壁は崩れました。東西冷戦構(gòu)造の一方を占めたソビエトの社會(huì)主義體制が終わりました。中國(guó)ではまだ試練の中にあります。

　　1991年灣岸戦爭(zhēng)。テレビで中継されたハイテク戦爭(zhēng)でした。経済大國(guó)であった日本は國(guó)際社會(huì)への貢獻(xiàn)として、多國(guó)籍軍の費(fèi)用の一部を負(fù)擔(dān)しました。世界の各地で、民族紛爭(zhēng)は盡きません。中東、ボスニア??ヘルセゴビナ、アフリカ。さまよう、難民達(dá).

　　PKO國(guó)連平和維持活動(dòng)。平成4年にカンボジア、5年モザンビーク、6年ルワンダと三度にわたり自衛(wèi)隊(duì)などを派遣しました。

　　消費(fèi)稅。擦った揉んだでスタートして、やたらに一円玉が増えました。リクルート事件。現(xiàn)金ではなく、値上がり確実の株を送る新手の贈(zèng)収賄事件でした。黒い飛腳便は中央政界や地方に政治獻(xiàn)金をばらまきました。

　　バブル崩壊、株は急落、地価は下がり。不良債権が急増、平成不況の始まりです。売りに売れない株券が質(zhì)屋で眠っています。

　　皇太子のご成婚。二代続いた民間からの皇太子妃の誕生です。

　　日本が火山列島であることを改めて思い出させた雲(yún)山普賢岳の大火砕流。村は火砕流に埋もれても、人々はこの土地を去るわけにはいきません。地震と津波に打ちのめされた奧尻島.

　　終戦直後の米不足と飢餓を思い出させた冷害と兇作。タイ米、カルフォルニア米の輸入を?qū)g現(xiàn)して、ウルグライラウンドもクリヤーしました。一ドル360円から這いあがった?jī)窑瘟Α獒?0年、今や日本とアメリカはフェアな市場(chǎng)で競(jìng)爭(zhēng)者として向かい合わなければなりません。

　　新の國(guó)際社會(huì)へ離陸するために、日本は新しい方向を見(jiàn)出そうとしています。

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