導(dǎo)語(yǔ)：外語(yǔ)教育網(wǎng)小編整理了江戶漫步：江戶人與白米，希望對(duì)你的學(xué)習(xí)有所幫助，大家快來(lái)學(xué)習(xí)吧！更多日語(yǔ)精彩內(nèi)容，敬請(qǐng)關(guān)注！

　　江戸っ子は、とにかくプライドが高かった。それには、理由がある。將軍のお膝元で生まれたこと、それに水道の水で産湯を使ったことである。[金の鯱（しゃちほこ）をにらみ、水道の水を産湯に浴びる]というように、大威張りである。江戸城天守閣の鯱は明暦の大火で消失してしまったが、當(dāng)時(shí)は高層建築もないから、どこからでもよく見えたし、神田上水や玉川上水も機(jī)能していた。

　　江戶子有著很強(qiáng)的自尊心。說(shuō)到其中的原因，便是生在將軍膝下，兒女出生用自來(lái)水洗澡。就如俗話說(shuō)“仰見城郭金獸瓦，兒時(shí)沐浴自來(lái)水”，很覺得引以為傲。江戶城天守閣的獸頭瓦消失于明歷大火中，但由于當(dāng)時(shí)沒有高層建筑，不論站在哪方也把城郭看得一清二楚，神田管道與玉川管道也發(fā)揮了很好的作用。

　　ここで本題に入るのだが、プライドが高いもうひとつの理由は、ピカピカの[白米]を食べられたからである。白米とは、玄米から胚芽、ぬかなどを取り除いた精米後の米。現(xiàn)代人が食べているのもこの白米である。當(dāng)時(shí)これはもうたいへんなことだった。

　　現(xiàn)在來(lái)說(shuō)說(shuō)主題，其實(shí)自尊強(qiáng)還有一個(gè)理由，那就是能吃上白燦燦的“白米飯”。白米是從糙米中剔除了胚芽和糠等雜質(zhì)后碾制而成的。現(xiàn)代人食用的就是這種白米。而在當(dāng)時(shí)卻不容易吃上。

　　寫真は舂米屋（つきまいや）の內(nèi)部。今のお米屋さんである。店先では米を売っているが、その奧ではこのように玄米をついて精米をしていた。かなりしっかりした道具で唐臼（からうす）という。

　　照片上是舂米店的內(nèi)部。這是今天的米店。店鋪前面出售大米，里面就將糙米搗成白米。圖中那個(gè)厚重的道具就叫做“唐臼”。

　　當(dāng)時(shí)の地方は、一般に米は玄米、それに麥や稗、粟のようなものも食べていたと思われる。江戸では、米の流通システムが出來(lái)上がっていたから、長(zhǎng)屋の住民も精米された白米を毎日口にすることができたのである。

　　在當(dāng)時(shí)的地方上，一般說(shuō)到米，都是指食用糙米、以及小麥、秕糠、粟等作物。而在江戶，由于大米流通市場(chǎng)的形成，即便是長(zhǎng)屋的居民，也能每天吃上精白加工后的白米飯。

　　考えてみれば、田舎に暮らす人にとって、別に將軍様の膝元に生まれなくても生活に支障はないわけだし、産湯の水が何だったかなんて覚えている人もいないだろう。しかし、毎日の食べ物となるとこれは話が違う。米を十分、しかも白米を食べられるとなると、江戸は素晴らしい所ということになる。

　　仔細(xì)想一下，對(duì)居住鄉(xiāng)下的人而言，就算沒生活在將軍膝下，生活還是照舊繼續(xù)，出生時(shí)的洗澡水到底什么滋味，相信也沒人能記得，然而每天的飯桌上的食物就不同了。能心滿意足地吃頓白米飯，正是江戶最大的好處。

　　當(dāng)時(shí)江戸の人口が増えた理由のひとつに、江戸に[白米]があったからと筆者は踏んでいる。[江戸に働きに出れば、おいしい白米を腹一杯食べられる].と考えてもおかしくない。実際、江戸には仕事もあったし、都市として地方の者を受け入れる環(huán)境もあった。

　　筆者已經(jīng)提到過(guò)，當(dāng)時(shí)江戶人口的增加與江戶“白米飯”也不無(wú)關(guān)系。外地人認(rèn)為“到江戶干活兒就能飽飽地吃上白米飯”，這樣考慮也是理所當(dāng)然的。實(shí)際上江戶存在許多工作機(jī)會(huì)，作為大都市也具備接納外地人的良好環(huán)境。

　　しかし、白米はいいことばかりではない。胚芽部分に含まれていたはずのビタミンB1が欠乏した。だから江戸では腳気（かっけ）が非常に多かった。江戸へ出てきた者が地方に戻ると直ったことから、[江戸患い（わずらい）]と呼ばれるほどである。ひとたび江戸を離れれば、麥や雑穀の飯が主食になるので、知らず知らずのうちにビタミンB1を摂取できたということだろう。當(dāng)時(shí)の人は醫(yī)學(xué)的な根拠でなく、経験則としてとらえていたようだ。おいしい白米を食べて、誇らしく[花のお江戸]で暮らせるものの、腳気になるとは皮肉な話である。

　　不過(guò)，白米也并非全是優(yōu)點(diǎn)，它缺乏胚芽部分里所含的維他命B1.因此在江戶，腳氣病十分常見。由于去江戶謀生的人一回到家鄉(xiāng)即能痊愈，這種病甚至被稱為“江戶病”。或許是因?yàn)殡x開了江戶，主食變成小麥與雜糧，不知不覺就又開始攝取維他命B1了。當(dāng)時(shí)的人沒有醫(yī)學(xué)的根據(jù)，而只是憑經(jīng)驗(yàn)掌握了這個(gè)規(guī)律。吃上了美味的白米飯，揚(yáng)眉吐氣地生活在“花之江戶”，卻患上了腳氣病，真是件諷刺的事。

　　米の話をするときに、避けて通れないのが[札差（ふださし）]だ。流通ルートの一例をあげると、徳川の家臣である旗本？御家人は、給與を米でもらっていた。しかしこれは受け取る側(cè)としてはかなり不便だ。そこで武士たちは、札差という代理業(yè)者（金融業(yè)者の側(cè)面もある）に頼んで米を引き取ってもらい、手?jǐn)?shù)料を払い換金する。

　　一談到米的話題，就得說(shuō)說(shuō)“札差”。下面試舉一例來(lái)說(shuō)明大米的流通，德川的家臣旗本或御家人獲得了以大米形式發(fā)放的俸祿，但采用這種方式對(duì)領(lǐng)俸人來(lái)說(shuō)有諸多不便。于是武士們支付手續(xù)費(fèi)，委托代理人札差收取大米，為他們換成現(xiàn)金。

　　米はその後、札差から問屋や仲買などを経て[舂米屋（つきまいや）]へ。いわゆるお米屋さんへたどりつく。もともと江戸の経済は、米を基盤として成り立っている。それは、幕府に年貢米として直轄地である天領(lǐng)から米が集まったからである。

　　之后，大米通過(guò)札差之手，經(jīng)過(guò)問屋或零售商流向“舂米屋”，也就是流通到了米店。從根本上說(shuō)，江戶的經(jīng)濟(jì)是以大米為基礎(chǔ)而成立的，因?yàn)閺闹陛牭?ldquo;天領(lǐng)”收取的大米就是作為年貢米，集中到幕府倉(cāng)庫(kù)里的。

　　江戸時(shí)代は既に貨幣経済の時(shí)代。現(xiàn)代のように食べ物をはじめ、何でもお金で買わなければならない。だから、幕府も通貨政策には神経を使った。その片棒を擔(dān)いだのが札差だったともいえる。結(jié)果、お金の流通は経済を発展させ、長(zhǎng)屋の住民も米を買うことができたのである。

　　江戶時(shí)代已經(jīng)是貨幣經(jīng)濟(jì)的時(shí)代，就像現(xiàn)代那樣，不僅食物，任何一切都必須用貨幣購(gòu)買。因此幕府也在貨幣政策上下了不少功夫，可以說(shuō)扎差也在其中發(fā)揮了重要作用，貨幣流通推動(dòng)了經(jīng)濟(jì)發(fā)展，長(zhǎng)屋的居民也就能吃上大米了。