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　　米國の作家マーク?トウェインは晩年、大切な手紙はいつも2通書いたそうだ。1通には自分の考えを偽りなくしたためたが、それは書いた後で引き出しにしまうのが常だった。

　　據(jù)說，晚年的美國作家馬克•吐溫在書寫一些重要信件時往往要寫2封，在其中的1封中將毫不隱諱地記錄下自己真實的想法，但是寫完之后經(jīng)常只是鎖進了抽屜之中。

　　もう1通は當たり障りのない表現(xiàn)で書いて、そちらを投函（とうかん）した。理由をこう説明したそうだ。「私にも養(yǎng)うべき家族はありますからね。本音ばかりは言っていられません」（『世界ウソ読本』文春文庫）。この人らしい処世術(shù)だが、似たような詐術(shù)もある。

　　而另外1封則是使用一些不疼不癢的表達方式書寫，并最后寄出。聽說，他是這么闡述其理由的，“因為我有需要撫養(yǎng)的家眷，沒辦法光說真心話”（摘引自《世界謊言讀本》文春文庫出版）。現(xiàn)在也有一種欺詐術(shù)與此人的處世哲學頗為相似。

　　巨額の年金資産を雲(yún)散させたＡＩＪ投資顧問事件。損失を正しく記した監(jiān)査報告は引き出しにしまわれ、水増ししたウソの運用報告が顧客に送られていた。預かり金が底をついていく中、社長は7千萬円もの年収で己（おのれ）を養(yǎng)っていたのだから呆（あき）れる。

　　這就是使得巨額年金資產(chǎn)煙消云散的AIJ投資顧問事件。正確記錄了損失情況的監(jiān)查報告被鎖進了抽屜，而將摻有水分的虛假運營報告送到了顧客的手里。令人目瞪口呆的是，就在這保管的資金逐漸見底的過程中，董事長卻仍保持著7千萬日元的年收入中飽私囊。

　　「だますつもりはなかった」「バクチをした覚えはない」。國會の參考人質(zhì)疑で語ったこの社長、かなり恥じない人と見た。「つもり」だの「覚え」だのとかわす弁を、虎の子を失った人は何と聞いただろう。

　　“原本就沒有欺騙顧客的打算”“不曾有過參與賭博的記憶”，看看這位董事長在回答國會對參考人提出質(zhì)疑時所說的這些話，就知道他是個特別不知羞恥的人。不知道那些失去了寶貴財產(chǎn)的人在聽到這些諸如“打算”呀，“記憶”之類的狡辯時作何感想。

　　もっとも、顧客だった年金基金の実態(tài)もお寒い。厚労省が全國で調(diào)べると、舊社會保険庁などの天下りの受け皿になっていて、資産の運用擔當者の9割は経験のない「素人」とわかった。これでは危険をかぎ分ける鼻は詰まりがちだ。

　　不過，作為顧客的年金基金其實際狀況也很脆弱。據(jù)厚生勞動省在全國進行的調(diào)查表明，它們只不過是官方機構(gòu)舊社會保險廳收購來的下屬公司，負責資產(chǎn)運作的人員有9成是缺乏經(jīng)驗的“外行”。這種情況下鑒別危險的鼻子更容易堵塞。

　　國のにらみも利いていなかった。年金はいわば、老いて暖まるための暖爐だろう。そのために働けるうちにせっせとレンガを積んでいる。ただでさえ制度が揺らぐ中、悪いやつらに足蹴にされては爐の火は燃えない。

　　國家的監(jiān)管也不奏效。所謂年金，即老后用于取暖的火爐，為了這一目標，趁著能干的時候多積累一些磚石。在此不必經(jīng)受絲毫外力作用制度本身就會發(fā)生動搖的情況下，若再遭到歹徒的拳腳相加，這爐火肯定是燃燒不起來了。