新標準日本語高級:第三課 衣服
會話
七五三
東京。佐藤家。ある9月の平日。光一が仕事から帰ってくると、一足先に仕事から戻っていた秀麗と、娘の望に出迎えられる。
光一:ただいま一。
望:お帰りなさい。
秀麗:お帰りなさい。ご飯できてるけど…。
光一:おお、腹ぺこなんだ。食べよう。
(夕食の後、お茶を飲みながら)
光一:そうだ、実はさっき、おふくろから攜帯に電話がかかってきたんだ。
秀麗:へえ。お義母さん、何て?
光一:望の七五三、どうするのかって。
秀麗:七五三…?
光一:うん、七五三。望も3歳の時にやったでしょう。お宮參りに行って…。
秀麗:あっ、七五三ね。そう言えば、この間、白石さんとその話したんだった。やだ、わたしすっかり忘れてた。
光一:前は著物著なかったけど、望も大きくなったし、今回は著物、どうかなあ。
秀麗:えっ、著物?買うの?
光一:いや、きっとレンタルがあると思うよ。ちょっと調べてみようか。
(インターネットで検索して)
光一:著物のレンタルと、著付けと寫真撮影がセットで、25,000円かあ。
秀麗:ちょっと高い気もするけど、いいかもしれないね。中國のお母さんにも送ったら喜んでもらえると思うし。
光一:うん、そうだね。…そうだ、秀麗も著物著たら?
秀麗:そうねえ。せっかくの機會だから、お義母さんからもらった著物を著ようかな。
(望に話しかける)望、11月の七五三、著物著てお參りに行こうね。ママも著るから。
望:著物?ママも著るの?著る著る!
新出語彙1
いふく(衣服) [名] 衣服、服裝
しちごさん(七五三) [名] 七五三
ひとあし(一足) [名] 一步
のぞみ(望) [專] 望兒、小望
パパ [名] 爸爸
おふくろ [名] 母親、媽媽、娘
おかあさん(お義母さん) [名] 婆母、岳母:養母、繼母
おみやまいり(お宮參り) [名] 參拜神社
しらいし(白石) [專] 白石
レンタル [名] 出租、租賃
けんさくする(検索~) [名·サ變他] 檢索
きつけ(著付け) [名] 給……穿上衣服
ぞうだ 對了;對呀、是的
やだ 哎呀、哎喲
課文
著物
「著物(和服)」は日本の民族衣裝として広く知られています。一般に「著物」といわれるのは、ワンピース型の著物とベルトの役割を果たす帯からなる衣服ですが、著物は現在の形になるまでに、どのような変遷を経てきたのでしょうか。そして、著物を取り巻く狀況は、今どうなっているのでしょうか。東京著物研究所の瀧田久恵さんに聞きました。
一一著物が現在の形になるまでに、どのような変遷があったのでしょうか。
著物の特徴は、前開き、前合わせと、帯を締める形です。現在見られるこのスタイルが確立したのは、今から400年ぐらい前、安土桃山時代末期から江戸時代初期にかけてだとみられます。
4世紀から7世紀ごろ、埴輪や古墳壁畫の絵にあるように、男性は筒袖の上衣、だぶだぶのズボン、女性はブラウス風の上衣に巻きスカートのような服を著用していました。この服裝形式は、洋服のスタイルに極めて近いものです(図の①)。
奈良時代、遣隋使や遣唐使の往來に伴う中國文化の移入によって、服の形は唐風のゆったりした前開き形式へと切り替わりました。奈良時代は、唐の最盛期にあたり、唐風のファッションが流行しました(図の②)。
8世紀末の平安時代になると、それまで、伝わってきた中國の文化を生かしつつ、日本の気候風土や四季の移り変わりに合わせて、徐々に日本的な生活様式が生まれてきました。衣服についても、平安後期には衣冠束帯(貴族の男性の正裝)や十二単(貴族の女性の正裝)のような日本獨自の形に発展を遂げました(図の③)。このような服裝は現在のひな人形に見ることができます。そして、鎌倉時代以降、武士の時代が続く中で、華美で大げさな服裝は簡素化され、現代の著物とほとんど変わらない形になってきたのです(図の④⑤⑥)。
一一現在、著物を著る機會は非常に少なくなっていますね。
明治維新以降、日本はあらゆる面で西洋化され、衣服もその例外ではありませんでした。著物を著る人は次第に減っていき、特に戦後はそれが一層進みました。洋服に比べて、活動的でないこと、高価であること、さらに著方が難しいことなどが理由です。
今、街で著物を目にするのは、お正月か成人式、結婚式、卒業式のような特別な日がほとんどです。しかも、その大半が女性で、男性の場合は、落語家や歌舞伎役者といった伝統蕓能に攜わる人たちなどに限られます。
一一最近新しい動きもあるようですが。
近年、著物の雑誌が新たに刊行されたり、著物を著て街を歩く會ができたりしています。これは、著物のよさが見直されるようになってきたからだといえるでじよう。日常の衣服として著るというよりは、趣味として楽しむということですが、これは著物を愛する者としては、とてもうれしいことです。
著物は確かに現代の生活には合わない面もあります。しかし、民族衣裝は著る人が減り、一度滅びてしまったら最後、二度とよみがえることはありません。夏祭りの浴衣、初詣の著物がきっかけでもいいのです。少しでも著物を著る人が増えて、その伝統が途絶えることのないようにしたいものです。
新出語彙2
ベルト[名] 腰帯
へんせん(変遷) [名·サ變自] 變遷
へる(経る) [動2自] 經過、經歷
とりまく(取り巻く) [動1他] 圍繞
とうきょうきものけんきゅうじょ(東京著物研究所) [專] 東京和服研究所
たきたひさえ(滝田久恵) [專] 瀧田久惠
こうき(後期) [名] 后期
いかんそくたい(衣冠束帯) [名](公卿禮裝)衣冠束帯
せいそう(正裝) [名] 正裝、禮裝、盛裝
じゅうにひとえ(十二単) [名] 十二重(宮廷婦女的一種禮服)
とげる(遂げる) [動2他] 完成、達到
まえびらき(前開き) [名] 前開襟
ひなにんぎょう(ひな人形) [名] 女兒節絹人
まえあわせ(前合わせ) [名] 前開襟
かまくらじだい(鎌倉時代) [專] 鐮倉時代
かくりつする(確立~) [名·サ變自他] 確立、確定
かび(華美) [形2] 華麗
かんそ(簡素) [形2] 簡樸
あづちももやまじだい(安土桃山時代) [專] 安土桃山時代
れいがい(例外) [名] 例外
しだいに(次第に) [副] 逐漸、慢慢
まっき(末期) [名] 末期
はにわ(埴輪) [名] 陶俑、土俑
こふん(古墳) [名] 古墓
へきが(壁畫) [名] 壁畫
つつそで(筒袖) [名] 窄袖、筒袖
うわぎ(上衣) [名] 上衣
まきスカート(巻き~) [名] 卷擺裙子
ちゃくようする(著用~) [名·サ變他] 穿
きわめて(極めて) [副] 極為、極其、非常
ならじだい(奈良時代) [專] 奈良時代
けんずいし(遣隋使) [名] 遣隋使
けんとうし(遣唐使) [名] 遣唐使
おうらい(往來) [名·サ變自] 往來
いにゅう(移入) [名·サ變他] 引進、引入
ゆったり [副] 寬敞舒適;舒暢
せんご(戦後) [名] 二戰后
かつどうてき(活動的) [形2] 活動
せいじんしき(成人式) [名] 成人節、成人儀式、成人節典禮
たいはん(大半) [名] 大多數、大部分
たずさわる(攜わる) [動1自] 從事、有關系、參與、參加
かんこうする(刊行~) [名·サ變他] 刊行、發行、出版
ほろびる(滅びる) [動2自] 滅絕、滅亡
にどと(二度と) [副] 再次、第2次
よみがえる [動1自] 復蘇、復興、復活
なつまつり(夏祭り) [名] 夏令節日、夏季祭祀
とだえる(途絶える) [動2自] 斷絕、中斷
こふんじだい(古墳時代) [專] 古墓時代
きりかわる(切り替わる) [動1自] 轉變、改換
むろまちじだい(室町時代) [專] 室町時代
さいせいき(最盛期) [名] 鼎盛時期、興盛時期
へいあんじだい(平安時代) [專] 平安時代
ふうど(風土) [名] 水土、風土
うつりかわり(移り変わり) [名] 變遷
せいかつようしき(生活様式) [名] 生活樣式、生活方式
ぶけ(武家) [名] 武士門第
~面(めん) ~面;~版面
解説1
1.課文特點 [采訪文]
本課課文是一篇虛構的雜志采訪,以Q&A的形式構成。通常雜志、報紙多用簡體,但為了體現出實際對話的感覺,像本課這樣的訪談多用敬體,并且通過變換問話的字體或文字粗細表示強調:有時在提問前面加“一一”符號。通過列出提問,可以清楚地表示該部分的中心內容。在文章內容較多的時候,還可以對大標題加以斟酌或是以加小標題等富于變化的方式來吸引讀者的注意。
此外,雜志、報紙的文章有時還在正文之前加上導讀。這類導讀字數在數百字左右,多用來簡要歸納出內容的要點。
——ワンピース型の著物とベルトの役割を果たす帯からなる衣服ですが、…
2.~からなる [書面語]
表示“由……構成”的意思,用于正式場合及書面語。
△この曲は4つの楽章からなっている。(這個曲子由4部樂章組成。)
△協議の末、両國は、17條からなる協定書に調印した。
(談判的結果,兩國在17條協議書上簽了字。)
——安土桃山時代末期から江戸時代初期にかけてだとみられます。
3.~とみられる
“動詞(簡體形式)+とみられる”“名詞+とみられる”表示以觀察到的事情、事實為基礎,由此進行推測。有時也用“~とみられている”“~とみてよい”的形式。
△富山県警は、12日午後6時ごろ、逃走中の犯人が捨てたとみられる攜帯電話を発見した。
(富山縣警察12日下午6點左右發現了疑似在逃犯人丟棄的手機。)
△2005年に、寧夏回族自治區で中國最古とみられる絵文字が発見された。
( 2005 年在寧夏回族自治區發現了被認為是中國最古老的象形文字。)
△來月には入場者數が1萬人を超えるとみられている。
(下個月入場人數有望超過1萬人。)
△このところの異常気象は、エルニーニョ現象が原因であるとみてよい。
(近期的異常天氣可以認為是厄爾尼諾現象造成的。)
——男性は筒袖の上衣、だぶだぶのズボン、女性はブラウス風の上衣に…
——服の形は唐風のゆったりした前開き形式へと切り替わりました。
4.“だぶだぶ”“ゆったりした” [擬態詞]
在本書的講解部分,象聲詞包含了日語的“擬聲語(擬聲詞)”“擬態語(擬態詞)”。在本課中,將以后者為重點進行講解。
如果說擬聲詞是對人、物、動物發出的聲音進行直接模擬、擬態詞則是對人、物、動物的狀態、動作或人的感覺、感情用類似擬聲詞的形式進行描摹。
擬聲詞一般用片假名書寫、而擬態詞雖然有的也用片假名,如“ピカピカ(一閃一閃的)”“シーンと(鴉雀無聲的)”等,但更多的使用平假名書寫。
△家の外で貓がニャーニャー鳴いているのが聞こえる。
(所有貓在屋外“喵嗚、喵嗚”地叫。)
△秘書は社長室のドアをコンコンと2回ノックした。
(秘書在總經理室的門上“篤、篤”地敲了兩下。)
“ニャーニャー”模擬貓叫,“コンコン”模擬敲門的聲音,由于中文里也使用這樣的擬聲詞,因此容易理解。但即使是同一種聲音,不同的語言會用不同的語音,因此日語的擬聲詞需要作為單詞來記憶。
擬聲詞的用法,像以上的例句中那樣或者直接使用,或以“~と”的形式作為副詞使用。
△さっきから知らない人がわたしの方をじろじろ見ている。
(一個陌生人對我這邊直盯盯地看。)
△その小學校の子供たちはみんな笑顏で、目がきらきらと輝いていた。
(那家小學校的學生個個都笑盈盈的,眼睛熠熠放光。)
其中,“じろじろ見ている”中的“じろじろ”和“目がきらきらと輝いていた”中的“きらきらと”并不是實際上發出了那樣的聲音,而分別是“被特定的人盯著看了相對較長時間,引起被盯視人的不快”“寶石或星星、眼睛等亮閃閃的樣子”的意思。
擬態詞除了與擬聲詞一樣直接使用或以“~と”的形式作為副詞使用以外,還可以作為名詞或形容詞使用,有時也可用“~する”的形式,作動詞使用。
△山口さんはいつもにこにこしている。
(山口先生總是笑瞇瞇的。)
△コンビニでほかほかの肉まんを買ってきました。いっしょに食べませんか。
(我從便利店買來了熱騰騰的肉包子,咱們一起吃吧。)
△質問された時にほかのことを考えていたので、とんちんかんな答えをしてしまった。
(因為正在想別的事,所以對那個問話回答得文不對題了。)
課文中的“だぶだぶ”是擬態詞,表示衣服過于肥大的樣子。作為名詞,使用“だぶだぶの+名詞”“だぶだぶ+だ”的形式。
△このシャツはだぶだぶだ。
(這件襯衫太肥了。)
△やせているので、服を買うとだぶだぶで困る。
(因為長得瘦,衣服不好買,總是嫌太肥。)
“ゆったり”表示①寬寬大大、有富余,或者②不慌不忙、不緊不慢的樣子。課文中使用的“ゆったりした”是①的用法,修飾名詞“前開き形式”。“ゆったり”也可以用作副詞。
△あのう、この服小さいんですけど、もう少しゆったりしたサイズはありませんか。(①)
(勞駕,這件衣服太小了,有沒有再稍微寬松一點的號?)
△あのう、この服の襟元、もう少しゆったり作れませんか。(①)
(勞駕,這衣服的領口能不能做得再寬松一點?)
另外,副詞“ゆったり”還可以用“ゆったりと”的形式。
△クジラは大海原をゆったり(と)泳いでいる。(②)
(鯨魚在大洋中悠閑自得地游著。)
象聲詞的特征①
象聲詞根據其詞形的不同,有以下九種類型。
(①)所修飾的動詞較為固定的
〈可以使用“~と”的形式的〉
とぼとぼ/ぶらぶら +行く/歩く
のろのろ +歩く/走る/進む
じろじろ +見る
がみがみ/ぶつぶつ +言う
△1人のお年寄りが夜道をとぼとぼと歩いている。
(一位老人在夜路上踽踽獨行。)
〈已經是“~と”的形式的〉
じっと +見る
せっせと +働く
さっさと +帰る/歩く
△よそ見をしていないで、さっさと歩きなさい。
(快點走,別東張西望的。)
(②)以“~する”的形式作動詞用的
じめじめ/ねばねば/ざらざら (描述形狀)
まごまご/のんびり/ゆったり/げっそり (描述動作、樣子)
どきどき/わくわく/うっとり/おどおど (描述心理狀態)
△最近毎日雨が降っているので、部屋の中がじめじめしている。
(這幾天連著下雨,房間里潮乎乎的。)
(③)多以“~だ/で”“~の+名詞”的形式使用的
ぴったり:“帽子がぴったりだ(帽子大小正合適)”
“ぴったりの帽子(大小正合適的帽子)”
だぼだぼ:“シャツがだぼだぼだ(襯衫侉大侉大的)”
“だぼだぼのシャツ(肥大的襯衫)”
ぶかぶか:“靴がぷかぷかだ(鞋子不跟腳)”
“ぶかぶかの靴(咣里咣當的鞋子)”
△靴はぴったりだが、帽子はぷかぷかだ。
(鞋子正合腳,而帽子大得咣里咣當的。)
以上用例中的用法并不一定是固定不変的,如①和②的用例中也有的能夠使用③的用法。
——この服裝形式は、洋服のスタイルに極めて近いものです。
5.極めて [書面語]
“極めて”與“非常に”“たいへん”“とても”一樣,都是表示程度高的副詞,但“とても”“たいへん”主要用于口語,“非常に”“極めて”則書面語中用的較多。另外,“極めて”表示的程度高于“非常に”。
△わたしたちの主張が受け入れられず、極めて遺憾に思います。
(我們的主張沒有被采納,極為遺憾。)
△手術後2日経ちましたが、経過は極めて良好です。
(做完手術已經過去兩天了,恢復過程極好。)
——このような服裝は現在のひな人形に見ることができます。
6.~に見る/~に見られる
用“名1+に+名2+を見る”表示“名2的特征表現在名1”的意思。“名1+に”的部分表示“名2的特征或狀態表現的地方”、這里使用的助詞“に”與表示場所的“に”用法相同(初級第4課)。課文中的“このような服裝は現在のひな人形に見ることができます。”本來是“現在のひな人形にこのような服裝を見ることができます。”的形式,是“從女兒節絹人上可以看到平安時代服裝的特征”的意思,但把“このような服裝を”作為主題用到了句首。另外,“~に見る”多用“~に見られる”的形式。
△彼には反省している様子が全く見られない。
(全然看不到他反省的樣子。)
上例即表示“反省している様子が彼に現れていない(反省的樣子在他身上沒有出現)”的意思。
另外,報紙的標題等也經常用“~に見る+名詞”的形式。
△衆議院議員総選挙に見る世論の聲。
(眾議院議員選舉中反映的民眾呼聲。)
解説2
——男性の場合は、落語家や歌舞伎役者といった伝統蕓能に攜わる人たちなどに限られます。
7.~は~に限られる
“名1+は+名2+に限られる”是“名1所做的事限定于名2”的意思。
△非常ボタンを押すのは緊急の場合に限られる。
(按非常按鈕僅限于緊急情況。)
△控え室を利用できるのは、新郎新婦の親戚に限られる。
(休息室僅限新郎新娘的親屬使用。)
——これは、著物のよさが見直されるようになってきたからだといえるでしょう。
8.見直す
“見直す”有三種意思:①為了確認而重新審視,②對計劃等再次研究,③承認迄今沒有意識到的價值。其名詞形式為“見直し”,如“答案の見直し(重新核對答案)”“開発計畫の見直し(開發計劃的修正)”。課文中是③的用法。
△ミスがないように、答案を何度も見直した。(①)
(為了避免出錯,多次核對了答案。)
△予算が削減されたため、來年度の開発計畫を見直す必要がある。(②)
(由于預算被削減,下一年度的開發計劃需要修改。)
△技術力と人材の育成を大切にする日本型経営のよさが、歐米でも見直されてきている。(③)
(重視技術力量及人オ培養這一日本式經營的優點在歐美也開始得到認可。
——日常の衣服として著るというよりは、趣味として楽しむ9ということですが、…
9.~というより(は)、~ということだ
“小句1(簡體形式)+というより(は)、小句2(簡體形式)+ということだ”表示“對小句1的輕微否定,與小句1相比小句2的狀態更強”。小句2前面如果是名詞或二類形容詞時,用“~というより(は)、~だ”。
△この法律の目的は、加害者に罰則を與えるというより、被害者を救済するということです。
(這項法律的目的,與其說是對加害者施以懲罰,不如說是對受害者進行救濟。)
△彼は天才というよりは努力家だ。(與其說他是天オ,不如說是位很努力的人。)
——民族衣裝は著る人が減、一度滅びてしまったら最後、二度とよみがえることはありません。
10.一度~たら最後、二度と~ない
“一度~たら、二度と~ない”表示“一旦發生了前面的事或達到了那種狀態,后面的事就絕對不可能發生”的意思。“たら”后續“最後”表示強調一旦造成前面的狀態,則意義非常重大。“たら”有時還可以用“たが”替代。
△スペースシャトルは、一度軌道を外れたら最後、二度と地球には帰還できない。
(航天飛機一旦偏離軌道就全完了,不可能再返回地球。)
△この森は一度迷い込んだら最後、二度と出てこられないそうだ。
(據說在這小森林里一旦迷了路就完了,別想再走出來。)
——少しでも著物を著る人が増えて、その伝統が途絶えることのないようにしたいものです。
11.~ことのないように
“~ことがある”表示“某種事態時有發生”(初級第31課)。
△彼は遅刻することがある。(他有時遲到。)
“~ことがある”的否定形式是“~ことがない”、“動詞基本形+ことがない+ように”表示“不要那樣”。“~ことがないように”可以用“~ことのないように”替代。
△このような悲慘な事故が二度と起こることがないように、安全対策を心がけてほしい。
(為杜絕這樣的悲慘事故再次發生,希望你們在安全對策方面多下功夫。)
△來場者が迷うことのないように、入り口に地図をはっておいてください。
(你在入口出貼上一張地圖,別讓入場者迷路。)
12.~たいものだ
“~ものだ”有三種意思(中級第2課):①表示過去重復做的事;②表示理所當然;③表示感動。
△昔はよく川で泳いだものだ。(①)
(從前經常在河里游泳。)
△男の子は人前で涙を見せないものだ。(②)
(男兒有淚不輕彈。)
△時の過ぎるのは早いものだ。(③)
(時間過得真快啊!)
其中③還有“~たいものだ”的用法。這是說話人充滿感慨,表達希望的用法,“~たいものだ”以外還有“~てほしいものだ”的形式。
△機會があれば、いつか鉄道で、中國全土を旅行したいものだ。
(如果有機會,我要乘火車游遍全中國。)
△もう少し明るいニュースが増えてほしいものだ。
(希望能再多出現一點令人高興的消息。)
——女性はブラウス風の上衣に巻きスカートのような服を著用していました。
——著物を著る人は次第に滅っていき、特に戦後はそれが一層進みました。
——これは、著物のよさが見直されるようになってきたからだと言えるでしょう。
13. 在時間坐標上的狀態與變化
(1)“~た”和“~ていた”
用日語表示過去的動作、事件時,使用動詞的過去形式;表示現在或未來時用現在將來形式(初級第22課)。但表示過去不僅用“~た”這樣的單純形式,還經常使用“~ていた”。
△當時、女性は巻きスカートのような服を著用した。
(當時女性穿卷擺裙一類的服裝。)
△當時、女性は巻きスカートのような服を著用していた。
(當時女性穿著卷擺裙一類的服裝。)
以上句子在語法表達上都是正確的,但用“~た”時可理解為表示動作、事件在時間軸上的某一點,而用“~ていた”時則是具有一定時間長度的“後”。“~ていた”為單句時、只表示動作行為的持續有一定時間長度,但要注意的是,用在文章中,由于前后文的關系,有時句子會不合適。
△先週スキーに行った。その帰りに溫泉に寄った。(①)
(上周去滑雪了。回來時順路去了趟溫泉。)
△先週スキーに行っていた。その帰りに溫泉に寄った。(②)
(上周去滑雪了。回來時順路去了趟溫泉。)
△先週スキーに行った。初日の夜はひどい吹雪だった。(③)
(上周去滑雪了。第一天晩上暴風雪很猛烈。)
△先週スキーに行っていた。初日の夜はひどい吹雪だった。(④)
(上周滑雪去了。第一天晩上暴風雪很猛烈。)
上面的②,由于“スキーに行っていた”是具有一定時間長度的動作,因此與“その帰りに溫泉に寄った”這一“點”的動作難以街接。這種情況下可以把兩個動作處理為時間軸中連續的兩個點,像①那樣來描述。④的后續句子“初日の夜はひどい吹雪だった”是在“スキーに行っている”時間范圍內發生的事,所以是正確的。
(2)“~ていく”和“~てくる”表示變化的表達方式有“~ていく”“~てくる”(初級第45課)。
△今後も海外旅行に行く人は増えていくと予想される。
(今后去海外旅行的人仍會不斷增加。)
△海外旅行に行く人が増えてきた。
(去海外旅行的人增加了。)
上面的例子是以現在為基準時間的,但在實際使用時并不限于現在。
△10年前には、少しずつでも景気が回復していくと考えられていた。
(在10年前,人們還以為景氣會一點點恢復。)
△今夜は徐々に寒くなってくるでしょう。
(今晩開始天氣會逐漸變冷。)
這里表示的是“以10年前作為出發點,以那一時刻開始景氣逐漸恢復”,以及“以今晩這一未來時間為基準,開始向那個時間點變化。”
(3)“~ようになる”表示變化的表達方式還有“~ようになる”,對日語學習者來說,能夠恰當使用并非易事。
△日本に旅行に行って、日本語に興味を持ちました。
(去日本旅行了一趟,對日語感興趣了。)
△日本に旅行に行って、日本語に興味を持つようになりました。
(去日本旅行了一趟,便開始對日語感興趣了。)
以日語為母語的人多使用后者“持つようになりました”。如果說“興味を持ちました”,則是把“興味を持つ”這一動作當做一個“點”,僅僅表示過去曾經有過這樣的事,而用“持つようになりました”則表示“興味を持つ”這個動作之后,“興味がある”変成一種狀態而這種狀態還在延續,因此是把焦點放在當前,表示“此后變得一直對日語感興趣”的意思。
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